2016年8月22日月曜日

民泊

リオデジャネイロ五輪、連日のメダルラッシュのなか閉幕してしまいましたね。
日本は計41個のメダルを獲得し、過去最多を記録したそうです。

さて、五輪会期中に日経新聞にこんな記事が出ていました。

”民泊世界最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)は18日、
リオデジャネイロ五輪の会期中にリオで同社の民泊サービスを利用する人は66,000人超に達する見通しを発表した。

宿泊施設の貸し手が得る収益は2,500万ドル(約25億円)を超え、利用者が宿泊施設の周辺で飲食や買い物などに投じる金額を含めた経済効果は7,600万ドル(約76億円)を見込んでいる。

五輪やサッカーのワールドカップなどの世界的なスポーツイベントが開催される際には多くの観光客が開催地を訪れ、宿泊施設が不足しがちだ。
一時的な需要にはホテルを建設だけでは対応しきれないため、代替手段として民泊が活用されるようになってきた。

2020年開催の東京五輪でも、宿泊施設不足の解決策として期待が高まっている。”


都内では戦略特区のひとつである大田区で今年1月から民泊を認める条例が施行され、当初はなかなか進まなかった申請も、2016年8月現在で50室超の認定施設が運営されているようです。

民泊にはハコがなければいけないわけなので、2020年に向けて不動産業界では「民泊」は大きなキーワードになると思います。

ディライト・ワンのお客様の中にも民泊向けに古い戸建てを購入し、自分でリノベーションをしてみたい等というご相談も出てきています。
また、このようなご相談は外国人のお客様からも増えています。

これから拡大していく思われる市場ですが、現時点では法整備が万全ではないためグレーゾーンが多いのが現状。
無許可民泊として摘発されてしまうケースも発生しているので、運営には注意が必要ですね。

物件の仲介や管理をする身としても、法改正など注視していきたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿